蔵元へ行ってきた+文字のパス切り

クラスメイト・Oさんのお誘いで、とある蔵元の見学へ。


店先のアレコレから酒造の過程全般を説明していただいたが、その中で最も印象的だったのは水の話。京都は地形的特性から、地下水に非常に恵まれていて、今までにその蔵元で使われてる井戸が枯れたことがないのだとか。鴨川の存在はあるものの、場所が海からあんまり遠いものだから、京都と水というのが今までイメージとして強く結びつくことがなかった。それだけに、実は水の豊富な立地であるというこの話にはかなり驚き。
今日までこの話を知らなかったけど、ググったら『京都水盆』なんて言葉が出てくるぐらい。地元の人には割と常識だったりするのかな。

一通り中の見学が終わってからは、一般では流通していないという大変良いお酒を飲ませていただく。美味しい、これは本当に良いお酒。いやはや、ありがたやありがたや。

帰りにはお土産まで持たせていただく。それで頂いた酒瓶をザクッとトレース。

ここで一転、酒造見学の話からベクター画像編集の話へ。

これを描いていて、左の『京の』の文字をトレースするとき、最初は見た目の線をそのままパス切りしていた。つまり、『の』の次だと外側全体の輪郭と、左側の空洞部分の輪郭の2本を切る形。『京』の字でも、上のフタの部分を1本で切ってしまう形でやっていた。

しかし、次の『酒』の字。右側の線が交差する部分の左上を、まずは見た目通りの輪郭に沿ってパスを切ってみたが・・・何か頭の中で引っかかる。よくよく考えると、この切り方だと後から交差部分の左下、右下、右上と更に3つのパスを切ることになるけど、線がちゃんと真っ直ぐになるように後からノード調整するのがメチャクチャ面倒くさそうな予感がする。

そんなことをやるぐらいなら、トータルのパス数こそ増えてしまうものの、一画一画の線を各々ちゃんとパス切りして、真っ直ぐなところは最初から真っ直ぐになるような切り方をしてしまう方が、最終的には楽になると思い至る。

これの流れで、ちょっと難易度が高かったけど毛筆の文字もサクサクパス切り。いやはや、蔵元見学のおかげで、結果パス切りの勉強ができてしまった。

しかしなあ、色塗りがまだまだあかんのよなあ。勉強するのに、何か良い題材がないものか。